シェ・コーベのルーツは戦前、日本郵船の様々な旅客船で料理長を務めていた初代・須賀哲夫にさかのぼります。戦争によって船を下りた祖父は、地元名古屋に戻り1950年、名古屋の下町に1軒の小さな洋食店を開店しました。それがChez KOBEのルーツでもあるレストラン「神戸屋」です。その小さなレストランで高校生の頃から祖父の手伝いをしていた二代目・須賀邦一郎が1978年、32才の時、閑静な住宅街・八事にオープンしたのがフランス料理店「シェ・コーベ」でした。祖父から数えて三代目となったシェ・コーベも開店以来、およそ40年の月日を重ねてまいりました。たくさんのお客様に愛されながら、おかげさまで“名古屋の老舗フレンチといえば”と形容していただけるようにもなりました。
そして現在。我々は老舗の看板に甘えることなく、常に“現在のシェ・コーベが最高のシェ・コーベ”であるべく努力をし続けることを皆様にお約束いたします。時代は変われども初代の料理に対する熱心で真摯な姿勢を貫き、重ねた歴史の重みを誇りとし、これからもChez KOBEが皆様から愛される楽しく、温かいレストランであり続けられますように。